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赤ちゃんの成長を実感することはママにとって大きな喜びであると同時に、ちゃんと成長しているのか心配になったりしますよね。
今回は乳幼児期前半の生後0ヶ月から6ヶ月までの、赤ちゃんの成長の度合いを月齢別にまとめました。
生後0ヶ月
生まれてすぐ~生後28日未満の赤ちゃんのことを「新生児」と呼びます。個人差はもちろんありますが、平均出生体重は約3kg、身長は約50cmです。
参照元:http://boztsutomu.jugem.jp
誕生後しばらくの間は、赤ちゃんにとって外の世界に適応する重要な時期ですので、赤ちゃんの体には数日の間に様々な変化が起こります。
様々な原始反射(唇に触れたものに吸い付こうとする吸啜(きゅうてつ)反射、手のひらに指を触れると掴もうとする把握反射、お風呂に入れたり、大きな物音を聞いたときに手を開き、肘を伸ばして両手を上げるモロー反射など)が意思とは関係なく外からの刺激に反応して起こります。
”飲んで寝る”が赤ちゃんのお仕事
生まれてすぐの赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲んで跳ねて、起きて飲んでまた寝て・・・の繰り返しで授乳時間は大体2〜3時間おきだったり、もっと頻繁だったりします。昼夜の区別がないので1日の大半の16〜20時間は眠ると言われています。
このころはおっぱいを飲むのが下手なので、疲れてすぐ眠ってしまううえに、消化器官も未発達なために一度にたくさん飲めません。ママは睡眠不足にとても悩まされますが、パパにも協力してもらいながら赤ちゃんと一緒に寝て起きるリズムで生活するようにしましょう。
生後1ヶ月
生後1ヶ月の赤ちゃんの身長や体重は、個人差はありますが、出生時から1ヶ月で身長が約5cm、体重が約1kg増えていれば順調に発育しているといえます。
視力が発達してくる
生後1ヶ月を過ぎると視力が発達してくるので、ママの顔をじっと見つめたり、色のはっきりしたおもちゃなどを目で追い(追視)、上下左右に瞳を動かすことができるようになります。
首の動きも発達してきて、顔を左右に動かしたり、音がする方向に顔を向けたり体を動かすことが上手になります。
生後2ヶ月
男の子は身長が54.5~63.2cm、体重は4.4~7.2kgぐらいで、女の子は身長が53.3~61.7cm、体重は4.2~6.7kgぐらいになってきます。
情緒のめばえと筋肉の発達
生後2ヶ月頃には情緒がめばえ、興奮にはじまって、快・不快、喜びや愛情などへと発達していきます。あやすとニコッと笑う姿が見られるようになります。
筋肉が発達してくるので、首が安定してきたり、手足の動きも活発になって手足をバタバタさせたりします。
自分の手指を口の近くに持っていって吸ったり、ガラガラなどのおもちゃを短い間なら握っていられるようになります。
生後3ヶ月
男の子は身長が57.5~66.1cm、体重は5.1~8.1kgぐらい、女の子は身長が56.0~64.5cm、体重は4.8~7.5kgぐらいに発達してきます。
首がすわり始める
このころになると自分の頭を支えられるようになり、首の動きをコントロールできる赤ちゃんが多くなってきます。
首がすわるかどうかは、発達全体を見る第一段階として、とても重要なポイントになります。そのため、ほとんどの自治体では3~4ヶ月頃に乳児健診を実施し、首のすわりを中心に赤ちゃんの発育と発達をチェックしています。
生後4ヶ月
男の子は身長が59.9~68.5cm、体重は5.7~8.7kgくらいに発達し、女の子は身長が58.2~66.8cm、体重は5.4~8.2kgくらいになってきます。
昼夜の区別がついてくる
このころの赤ちゃんは、昼は起きて遊ぶことが多くなり、夜は少しまとめて眠るようになってきます。
赤ちゃんが昼夜の区別がつきやすくなるように、昼間は一緒に遊んだり、夜は静かにして眠りやすい環境をつくるなどをして、生活リズムを作っていきましょう。お風呂も毎日決まった時間帯にすると効果があります。夜中におっぱいをほしがる赤ちゃんには、授乳した方が安心してよく眠れます。
運動がますますさかんに
4ヶ月になると、ほとんどの赤ちゃんが首がすわるようになってきます。ひざの上に乗せて、赤ちゃんの胸のあたりを手で支えながら立たせると、足をピョンピョンさせて喜びます。
音のするほうを向き、玩具がそばにあると手を伸ばしてつかむといった動きも目立ってきます。何でも口に持っていってなめるようになるので、赤ちゃんの手の届く範囲に危ない物がないか注意しましょう。
生後5ヶ月
男の子は身長が61.9~70.4cm、体重は6.1~9.2kgぐらい、女の子は身長が60.1~68.7cm、体重は5.7~8.7kgくらいになってきます。
寝返りを打てる子も
赤ちゃんの足の力も強くなり、早い子では寝返りもできるようになります。寝返りを始めると自分で移動できるようになるので、ますますまわりに興味が広がり、手を伸ばしてなんでも口に入れて確かめるようになります。口に入れても安全なおもちゃを与えてあげて、近くにポットやとがったものなどを置かないようにしましょう。
成長には個人差があるので、寝返りやハイハイは始める時期が遅かったり上手にできなくても、あまり神経質に心配しないように見守ってあげましょう。
生後6ヶ月
男の子は身長は63.6~72.1cm、体重は6.4~9.6kgぐらいになり、女の子は身長は61.7~70.4cm、体重は6.1~9.1kgぐらいに成長してきます。
おすわりができる子も
まだしっかりと座ることはできませんが、ママの支えがなくても少しの間おすわりを始める子も出てきます。おすわりは起立や歩行につながる大切な動作です。おすわりができるようになったら、おんぶをするのも楽になり、ベビーカーも安心して乗せられます。
離乳食に慣れてくる
5〜6ヶ月頃になると離乳食を少しずつ始め、ミルク以外の食事法があるということに慣れさせていきます。おかゆやうどん、パンなどから、卵や魚、肉、豆腐、野菜などを少しずつ慣れさせていきましょう。
はじめの頃はなかなか上手に食べられなかった赤ちゃんも、少しずつうまく飲み込めるようになってきます。喜んで口をあけてスプーンを待つようになったら、2回食へ進む目安になりますね。
さいごに
いかがでしたか?
ママとしても赤ちゃんのこともわからないことだらけの乳幼児前半は、色々他と比べてしまったりすると思いますが、自治体の検診などを上手く利用してマイペースで赤ちゃんと一緒に成長していってくださいね。
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