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紫外線から身を守る
参照元:http://free-images.gatag.net/
かつては「日光浴は健康に良い」と信じられていました。
(現在は削除項目ですが母子健康手帳にも『日光浴のすすめ』があったそうです)
これは紫外線の悪影響(皮膚がん・白内障など)が徐々に分かってきたことが起因となります。
オーストラリアやアメリカに続き、日本では1990年代から、紫外線対策を提唱するようになってきました。
子供にこそ紫外線対策が必要
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しみ・しわ、果ては皮膚がんなどは大人になってから考えることと意識しがちな日本。
しかし実は子供の頃に浴びた紫外線量が多いほど、皮膚癌を発症する確率が高くなることがあるそうです。
若ければ若いうちに紫外線対策を行うことが非常に重要だということが分かってきたのです。
WHO(世界保健機構)も訴えていること
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「WHO(世界保健機構)」や気象庁でも紫外線対策については触れています。
その理由としては大きく以下内容となります。
(WHOの紫外線対策マニュアル、原文は英語の為、要約しているサイトからの引用)
1、 子供時代は細胞分裂も激しく、成長が盛んな時期であり、
大人よりも環境に対して敏感である
2、 子供時代(18歳未満)の日焼けは後年の皮膚がんや
眼のダメージ(とくに白内障)発症のリスクを高める
3、 生涯に浴びる紫外線量の大半は18歳までに浴びる
4、 紫外線被ばくは、免疫系の機能低下を引き起こす
5、 子供たちは室外で過ごす時間が多いため、太陽光を浴びる機会が多い
実際にどうすれば?
紫外線を浴びる量は、一生に浴びる量のうち半分程度は実は子供時代に浴びているとされています。
とはいえ、子供にこそ外で元気に遊び、スポーツなどをさせてあげたいもの……。
ここからは具体的にどのような紫外線対策が有効で効果的なのかを考えていきたいと思います。
対策①「紫外線が強い時間帯を考慮する」
そもそもなお話ですが紫外線量が多い時間帯の外出を避けるということも大事です。
特に紫外線量が最も多く強いのは「10時代と14時代」。
子供が小さいうちは外での活動は1日のうちでも紫外線量が少ない時間にしてみましょう。
例えば、早朝と夕方と意識するだけで、浴びる紫外線量がかなり減ることでしょう。